漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
60代男性から
「日中は2時間おきに尿意を感じる。
夜間はトイレに間に合わないこともある。
緊張している時は感じにくいがリラックスしている時は尿意を感じやすい。
のどが渇くので良く水分を取り、あまり控えられない。」
というご相談でした。
昨年あたりから冷えを感じるようになったそうです。
冷たい物を控えればよいのですが、胃に熱があるためにのどの渇きが強く冷たい水の飲む量は控えることができず、飲めば飲むほど体が冷えて頻尿に拍車がかかってしまう状態でした。
年齢的にも五臓の腎の弱りが出ているようでしたので、腎を補う漢方薬を長期間服用していただくことにしました。
更年期を過ぎると男女とも腎の衰えが顕著に表れるようになります。
腎の衰えは泌尿器や骨格・筋、生殖能力、聴力に特に現れるようになります。
加齢と言ってしまうとそれまでなのですが、漢方薬には加齢からくる体の変化のスピードを緩やかにするものがあります。
即効性はありませんが長期間服用することで困っている症状を好転させることも可能です。
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